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12/26 展覧会終了しました。

12/20(日)で「没後30年 神谷美恵子がのこしたもの」が終了しました。
二ヶ月半を超える長丁場の企画展開催中、ご遠方からも多くの皆様にご来館いただきました。また、「一回じゃ観きれないから」と二回以上お運びくださったお客さまもいらっしゃいました。
ご来館くださいました全ての皆様へ、心より御礼申上げます。
展覧会終了後の12/21(月)より、展覧会場は作業場と化し、スタッフ総出で撤去作業を行い、本日12月26日にはほぼ全ての所蔵者様へ資料のご返却を終えました。
特に最終週は多数のお客様がひっきりなしにご来館下さり、神谷さんの言葉や資料と対面されていた姿が印象的だっただけに、現在の空っぽの会場は淋しい限りです。
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(撤去後の会場。壁面のパネルは全て外し、資料類は確認・梱包の後、各所蔵者のもとへ返却します。)

しかし、これからまた来年の企画展に向けての準備が始まります。
今後とも皆様のご来館お待ちしております!

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12/16 神谷美恵子さんと京都

今回の企画展について、時々「神谷美恵子さんと何かゆかりのある美術館なのですか? 」といったお尋ねをいただきます。
当館と神谷さんとは、直接的な接点はありません。
7年ほど前、館長が神谷さんについて是非当館で紹介をしたい、という思いを持ったことに始まり、3年前からご遺族、関係機関などに連絡をとり、ご協力を得て、本展を実現することができました。

企画展の準備中、京都と神谷さんの関わりがないだろうかと資料を読んでいると、当館の周辺でも神谷さんの足跡を垣間みることができました。
そこで今日は、神谷さんの京都での活躍や、思索の一部をご紹介します。

神谷さんの日記に、1958年の暮れ、京都へゴッホ展を観にいったことが書かれています。(参照:『神谷美恵子著作集10 日記・書簡集』みすず書房 1982年)展覧会をみて、自分の余生は「表現すること」に費やすべきだ、という思いにかられた神谷さんは、当時数多くの目の前にある仕事に追われながらも、様々な形で文章を書き続けていました。
(その中には、『生きがいについて』も挙げられます。)

そんな神谷さんが50代(1970年代)の頃発表した訳書の中に、哲学者ミシェル・フーコー(1926~1984)の『臨床医学の誕生』(1969)、『精神疾患と心理学』(1970)があります。フーコーが1970年9月に来日し、日仏会館(現 関西日仏学館)で講演会を開催した際には、通訳も務めています。

翌1971年10月には、京都大学楽友会館(現 京大会館)で開催された、日本ハンセン病学会の臨床研修会にて、ハンセン病における精神科医療についての講演に講師として招かれています。

このように神谷さんが当館付近に足を運ばれていた頃は、まだ当館は存在しなかったわけですが、時を経て、企画展を実現することができたことに、喜びを感じます。

12/12 ベスト3

当館では、毎回企画展ごとに関連書籍を取り揃えています。
開催中の「神谷美恵子」展でも、会場で神谷さんの著書、訳書などを中心に30種以上の関連書籍を扱っています。

その中でも、ベスト3にランクインした書籍をご紹介します。

まず、ナンバー3に入ったのは、
神谷さんの主著『生きがいについて』(「神谷美恵子コレクション」みすず書房 2004年)です。
巻末には、神谷さんが本書を執筆していた時期の日記の一部が収録されています。神谷さんが当時抱いていた思いの変遷をたどることができる貴重な資料です。是非最後まで読んでいただくことをおすすめします。

続いてナンバー2にランクインしたのは、
神谷さんの訳書『ハリール・ジブラーンの詩』(角川文庫 2003年)です。レバノン生まれの詩人、ジブラーンに深い共感を抱き、愛読し続けた神谷さんによる端正な訳詩と解説が収録されていて、プレゼントにもぴったりです。

栄えある人気ナンバーワンに輝いたのは、
神谷さんの訳書『マルクス・アウレーリウス 自省録』(岩波文庫 1956年/2009年第6刷)です。
22歳の結核療養中に、独学したギリシャ語(原語)で読み、神谷さんが深く傾倒し、後の人生や精神形成にも大きな影響を受けたのがマルクス・アウレーリウスの『自省録』でした。
ローマ皇帝、マルクス・アウレーリウスが、「一人の人間」として紡ぎ出した言葉の数々を、神谷さんによる清冽な訳文で仕上げられた本書。きっとみなさんの心の糧になる言葉がみつかるはずです。

会期終了まであと一週間。
ご来館の折は、お気に入りの一冊にも出会ってください。


12/6 ストローコンサート

昨日12/5は展覧会記念イベントとして、神谷徹さんによるコンサート「ストローにいのちを吹き込む」を開催。約1時間半、ご参加のみなさんに楽しんでいただきました。
(早くから定員に達し、締め切らせていただいた後にご希望くださったみなさまにはご参加いただけず、申し訳ありませんでした。)

世界で唯一のストロー笛奏者・神谷徹さんは、神谷美恵子さんのご次男です。徹さんは、20年以上前からストローで、ユニークな笛を作っていらっしゃいます。見た目にも楽しいストローコンサートは、開催されるたびに大人気。徹さんは国内だけではなく、アメリカ、韓国、中国、イギリスでも招かれ、国際的にも活躍されています。

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童謡「シャボン玉」の演奏では、ストローからシャボン玉が!
大人も子供も大喜び!

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「ゴジラのテーマ」は、ストローの形にも注目です!


12/1 ブログはじめました。

12月1日より、思文閣美術館ではスタッフによるブログを始めました。
開催中の展覧会情報や次回の企画展情報のほか、当館の内外の活動などもご紹介していきたいと思っています。

さて、現在当館では「没後30年 神谷美恵子がのこしたもの」
(紹介ページhttp://www.shibunkaku.co.jp/artm/kamiya/)を開催中です。
神谷さんの主著『生きがいについて』というタイトルから、みなさんはどのような印象を受けられるでしょうか。なんだか近寄りがたいなあ、気にはなっているんだけど難しそう・・・という印象をお持ちの方も多いかもしれません。また、以前に挑戦してみたけれど、途中で投げ出してしまった、と懐かしさとともに思い出して下さった方もいらっしゃることでしょう。
会場では、250点を超える豊富な資料とともに、『生きがいについて』を始め、神谷さんの著書から珠玉の一節の数々をパネルにしてご紹介しています。(展示を通して、かけ足で神谷さんの著書をたどることができます。)
一人でも多くの方が、展示を通して神谷さんと、神谷さんの著書に興味をもっていただけるとうれしいです。
ご来館お待ちしています。
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(写真は、展示会場から。蔵書や、バッハの楽譜、レコードなど、遺愛品も数多く紹介しています。)


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